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ーフルリフォームの予算の立て方を徹底解説ー

 

フルリフォームの予算を考える重要性

フルリフォームは住まいを大きく変える工事であり、費用も高額になりやすい特徴があります。そのため、予算をしっかり立てて計画を進めることが成功の鍵です。無理のない資金計画を組むことで、安心してリフォームを進められるだけでなく、完成後の生活にも余裕を持つことができます。

 

予算の基本的な考え方

予算を立てる際には、どの部分にどれだけ費用を割り当てるかを明確にすることが大切です。フルリフォームでは、内装、設備、外装、構造補強などさまざまな工事が含まれるため、全体像を把握する必要があります。

 

全体費用の目安

一般的にフルリフォームの費用は数百万円から一千万円を超えることもあります。住宅の広さや工事内容によって大きく変動するため、まずは大まかな目安を把握しておきましょう。

 

費用配分の考え方

予算を立てる際は、以下のように費用を配分するのが基本です。

* 水回り設備(キッチン・浴室・トイレ):全体の30〜40%
* 内装(床・壁・天井):20〜30%
* 外装や屋根工事:10〜20%
* 構造補強や耐震工事:10〜20%

このように項目ごとに割合を考えることで、バランスよく資金を振り分けられます。

 

具体的な予算の立て方

フルリフォームの予算を立てるには、順序立てたステップが必要です。

 

1. リフォームの目的を明確にする

「間取りを変えて住みやすくしたい」「老朽化部分を修繕したい」「デザインを一新したい」など、目的を整理することが予算計画の第一歩です。目的が明確であれば、不要な工事に費用をかけることを防げます。

 

2. 優先順位を決める

全てを理想通りにしようとすると予算オーバーになりやすいため、「絶対に必要な工事」と「余裕があれば行いたい工事」を分けて考えると安心です。

 

3. 相見積もりをとる

複数の業者から見積もりを取り、費用や工事内容を比較することが重要です。相場感を把握でき、予算の妥当性を判断しやすくなります。

この流れを踏むことで、現実的で安心できる予算計画を立てることができます。

 

予算を抑える工夫

フルリフォームは高額になりやすいため、工夫して費用を抑える方法も考えましょう。

 

素材やグレードを工夫する

設備や内装材にはさまざまなグレードがあります。すべてを高級仕様にするのではなく、こだわる部分とコストを抑える部分を分けることで全体の費用を調整できます。

 

補助金や減税制度を活用する

省エネや耐震改修に関しては、自治体や国の補助金・減税制度が利用できる場合があります。事前に調べて申請すれば、大きな節約につながります。

 

工事範囲を調整する

必ずしも全てを一度に工事する必要はありません。資金状況に応じて、段階的に工事を行う方法もあります。

 

予算を立てる際の注意点

最後に、予算を立てる際に注意しておきたいポイントを整理します。

* 予備費を必ず確保する(全体の1〜2割程度)
* 工事中の追加費用に備える
* ローンや資金調達の方法を事前に検討する
* 完成後の生活費も考慮して無理のない計画にする

これらを意識しておくことで、安心してリフォームを進めることができます。

2025.09.26